『不倫にはまる女性の心理~既婚編~』では、既婚女性が不倫に走ってしまう心理についてご紹介しました。では、実際に不倫の只中にいる妻たちは、何を考えどのような行動を取りがちなのでしょうか。

大変なリスクを背負っていることや、人としての倫理観を問われる行為であることは十分承知のうえで、それでもなお不倫をやめられない彼女たちの本音に迫ります。

不倫を遊びと割り切っているケース

マッチングアプリや出会い系サイトの掲示板に、人妻からと思われる投稿が寄せられるのは午前中です。夫や子どもを会社や学校に送り出したあと掲示板に書き込みをし、家事をこなしながら反応を待ちます。気に入った相手が見つかれば、それから外出の支度をし、男性との待ち合わせ場所に向かうのです。

ホテルへ直行し情事を楽しんだ後は、夕食の買物のためスーパーに立ち寄り、帰宅してからは妻や母の顔に戻ります。このタイプの女性は、不倫に対してほとんど罪悪感は持っていません。夫に男としての魅力を感じなくなった、夫とはセックスレスで女としての自分を否定されているようで寂しい、など彼女たちなりの理由や理屈があるためです。

夫から見れば“なんとふてぶてしい”と憤りたくなるでしょうが、ひとつ救いがあるとすれば、このタイプの不倫は本気の恋愛に発展することが稀な点です。妻の胸中には常に冷静な部分が残っているため、家庭を壊すような行動には出ません。だからと言って、決して許される行為ではありませんが……。

不倫の泥沼にはまるケース

夫が自分の話を真剣に聞いてくれない、夫との関係がマンネリ化している、夫から大切にされている実感がない、など夫に対する不満が下地にあるときに、同窓会で初恋の人と再会したり、趣味のサークルで心ときめくような男性と出会ったりして不倫が始まるようなケースは、妻が不倫相手に本気で恋をしてしまうことが多いです。

本気で恋するがゆえに罪悪感や背徳感に苦しめられますが、それすらも甘美な思いと入り混じって、ますます不倫の恋を燃え上がらせてしまいます。夫に不倫がばれてしまうことを怖れ、“1日も早く不倫相手との関係を清算しなければ”という思いはあるものの、なかなか別れる決断ができないでいるうちに不倫の泥沼にはまっていきます。

「失楽園」のように悲劇的な最期を迎えるケースは現実には少ないでしょう。しかし、根が真面目な女性ほど思い詰めてしまうので、夫と不倫相手との間でがんじがらめになってしまいます。子どもがいれば尚更その苦悩は深まるので、どんな行動に出るのか予測不能な危うさを秘めています。

不倫中の妻が取りがちな行動パターン

男性には“自分の浮気はばれないだろう”、“自分の妻は浮気をしないだろう”という2つの思い込みがよく見られます。そのうえ、男性に比べ女性のほうが圧倒的に用心深いので、夫はなかなか妻の不倫に気付くことができません。

しかし、不倫の恋が本気度を増すほど、隠そうと思っても隠しきれない女性特有の行動の変化が見られるようになります。

情緒不安定になる

さっきまでご機嫌でいたかと思ったら、次の瞬間には憂いを帯びた表情でため息をついている、など気分のムラが激しくなります。恋する女性は、相手の男性の一挙手一投足に振り回されてしまうものです。特に不倫の場合は、将来の展望も見えず常に不安な状態が続きますので、情緒不安定に陥ることが多いです。些細なことで涙することも増えますし、夫に対しては気が短くなりイライラすることが多くなります。

“早めの更年期障害か?”と見当違いの感想を持つ夫もいるようです。

スマートフォンを肌身離さず持ち歩く

不倫相手からいつ連絡があっても応えられるように、スマホを手離さなくなります。また、不倫がばれる原因は、男性の場合も女性の場合もスマホが最も多いです。妻はもちろんそれを熟知しているため、スマホから足がつかないよう細心の注意を払います。

アプリにロックをかけたり、不倫相手とのメッセージのやりとりの履歴を消去したり、とにかくスマホを触る回数が格段に増えます。夫から疑われるかも知れないと思いつつも、スマホ依存症のような状態に陥ってしまうことも少なくありません。

高価なランジェリーを購入する

恋する女性が一番気を使うのが下着ではないでしょうか。いわゆる“勝負下着”と呼ばれる、フリルやレースがふんだんに使われた可愛い系から、大人の女性の魅力を演出するセクシー系まで、これまでとは明らかにタイプの違うランジェリーが増えていきます。夫にばれないように平日に洗濯をし、夫の帰宅前には必ず秘密の隠し場所に収納しておくという注意も怠りません。

その他にも香水やネイルなど今まで興味がなかったアイテムを購入したり、モノトーン系の洋服ばかり着ていたのに、男性受けの良いパステルカラーのファッションを取り入れたりと、不倫相手から少しでも美しく見られたいという女性の願望が形として表れます。

夫への態度や家事に対する熱意の変化

妻の性格によって、夫への態度の変化にも違いが見られます。罪悪感から今までよりも夫に尽くそうとするタイプ、夫への関心が薄れそっけない態度になりがちなタイプ、どこか上の空で夫からの問いかけにも生返事を繰り返すタイプ、などさまざまです。

また、不倫にのめりこむにつれて、家事への熱意は薄れていく傾向にあります。今までは手の込んだ料理を作っていたのに惣菜が食卓に並ぶことが多くなったり、綺麗好きでしょっちゅう掃除をしていたのに、多少部屋が散らかっていても気にならなくなったり。女性が恋をすると、持っているエネルギーの全てを恋人に捧げてしまう傾向がありますから、その他のことがおろそかになったとしても不思議はありません。

頻繁に外出する、外出するときは具体的な友達の名前を出す

不倫相手とのデートに出かけるときに、アリバイづくりのために“友達の○○さんに会いに行ってくる”など、聞かれてもいないのに具体的な名前を出します。もちろんその友達とは打ち合わせ済みで、夫に疑われたときには友達に助け舟を出してもらおうという魂胆です。

当然のことながら外出する機会も増えます。不倫を続けていくうちに段々と行動が大胆になっていき、一泊ぐらいなら旅行に出かけることにも抵抗を感じなくなります。

本人がコントロールできない類のものも……

不倫がばれないように細心の注意を払い、涙ぐましい努力を重ねたとしても、妻本人には絶対にコントロールできないものがあります。それは、恋する女性から発散される、内面からにじみ出るような色気やオーラです。

不倫の恋は真剣になればなるほど苦悩や葛藤が生れますが、それもまた女性の妖しい美しさを引き出す要素になります。“最近やけに妻がきれいになったな”と夫が気付き、そこから不信感が生まれたとしたら、これほど皮肉な話はないでしょう

まとめ

不倫中の妻の心理や、よく見られがちな言動について詳しくご説明しました。男性の不倫は初めから遊びと割り切り、いざとなれば不倫相手とすぐに別れられるケースが多いのに比べ、女性の不倫は相手を本気で好きになってしまい、家庭崩壊につながることも十分考えられます。

女性は心と体が密接に結びついているため、初めは好奇心や出来心から始まった不倫でも、ずるずると関係が長引くにつれ不倫相手と離れられなくなります。家族を傷つけてでも貫きたい愛なのかどうか、不倫関係に陥る前によく考えてみてください。