「生きていてストレスを感じることが他の人に比べても多い気がする」「同じ状況でもあの人は余裕が見えるのに自分はどうもイライラしてしまう」などストレスに関する悩みを抱えている方は多いです。ストレスの原因は「他者評価を気にするから」という説があります。

ストレスを感じやすい性格2種類

ストレスの原因について語る前に、ストレスを感じやすい性格は大きく分けて2種類あると言われています。真逆の性格に思えますが、根本は非常に似ています。

完璧主義者で他者をコントロールしたいタイプ

「ストレスなんて一番感じなさそうなタイプだけど…」と思われるからも多いかもしれませんが、彼らは意外に大変です。

まず、競争心が強いため他者に負けることを基本的に良しとしません。極端な場合100戦100勝を目指そうとします。1敗でもすると大失敗と捉えてしまうのです。ただの1敗が大きなストレスになります。

次に他者にも高いレベルを求めるため、もし成果が思ったように出なかったりスピードが遅い場合他者を責めますが自分も同時にストレスを負っています。怒るというのはエネルギーをかなり消費します。

1日のスケジュールも大忙しです。分刻みでスケジュールを詰め込み、常に限界以上のパフォーマンスを発揮しようとします。もちろん他者にもそれを求めます。こういう上司を持つと大変ですが上司自身も相当の消耗をしています。

表に出すかどうかは別として感情の起伏も激しいです。直接的に他者に対してキレる事が多い人、本人の前ではキレないけれどもトイレで壁をボコボコに殴っていたりという人。かなりストレスフルです。他人や想定外の状況を許せないのです。

基本的に数字のような明確な目に見える成果基準を重視します。数字が目標に達していても「もっと、もっとだ!」となり達していなければ「0点」という評価を自分にも他者にも下します。これも自分に多大なくストレスをかけていると言えます。

組織で出世した管理職に当てはまりやすい傾向と言えますが、このタイプは「心臓病のリスク」が高いと言われています。

自己主張せず他者に従うタイプ

「ストレス溜めてそう」に見えるタイプでしょう。このタイプは何が起こってもまず自分が我慢すればなんとかなると考えがちです。

競争心は基本ありません。「他人と争うくらいなら、自分は我慢して身を引こう」と考えるのです。しかし、我慢が続く事で「こんなに世のため人のために我慢しているのに何もいい事がない」とストレスを抱えるようになります。

他者を責めることも少ないでしょう。「誰かを責めたり言い争いをするくらいなら自分が黙って処理してしまえばいい」と考えるからです。しかしこれも繰り返されることで「いつも貧乏くじばかり引いている」とストレスを感じるようになります。

自分の健康やプライベートを犠牲にしても他人のために時間や労力を割くでしょう。「私がちょっと我慢して他者がハッピーになるのであれば…」と考えるからです。そのうち「私はこんなに我慢してるのに誰も認めてくれない」とストレスを感じるようになります。

感情の起伏を表に出すことも少ないでしょう。何かトラブルがあった時にまず自分から謝罪することも多いかもしれません。しかし、どことなくいつも寂しそうです。幸が薄い感じといってもいいかもしれません。他人の顔色を伺い波風を立てないように行動することを最優先しているので、ストレスで心がやせ細っているのです。

 

自分に自信がない人が多いので、数字のように明確に成果がわかってしまう評価方法が苦手です。その一方形のないもの、スピリチュアルと言われているものに弱く、宗教にはまりやすいのもこのタイプです。また、良し悪しはともかく強引なタイプのリーダーに奴隷化されやすいです。

 

心の病にかかりやすく、組織だと価値を認められにくいタイプです。またストレス溜め込むタイプはがんの発症リスクが高いとも言われています。

 

両方のタイプともに他者評価がストレスの原因

対称的とも思える前述の2タイプですが、共通していることがあります。他者評価がストレスの原因になっているということです。他者評価とは文字通り他者からの評価、逆に自己評価とは自己に対する評価です。ストレスが少ないタイプの人は、自己評価基準で生きていることが多いです。他者評価で生きているタイプは、常に他者に振り回されていると言えます。

 

まず「完璧主義者で他者をコントロールしたいタイプ」については、負けたくない、他者の風下に立たないという視点で他者評価を気にしています。ですので自分が他者をコントロールしようというそのスタンスが、他者にコントロールされているとも言えるのです。

 

また「自己主張せず他者に従うタイプ」は他者の意向という荒波に常に揉まれる小舟のようです。自分ではどこに向かうということはなく他者という荒波が運んでいく先に唯々諾々と従っています。将来への希望は他者次第。途中で小舟は転覆してしまうかも知れませんが、ただ悲しそうな顔をして「仕方ないよ」というだけでしょう。他者評価に自分の行き方を丸投げしてしまっているのです。

 

まとめ:他者評価よりも自己評価を高めよう

他者評価に重きを置いてもあなたにコントロールすることはできません。常に不安定な状態で毎日を過ごすストレスが錠剤かしている状態なのです。自分がどうしたいか自分のためにどう生きるかというのを考え、自己評価を高める生き方にシフトしたほうがいいでしょう。