手に入らないものに対して、人は価値を感じやすいものです。しかし実際に手に入ると、要らなくなるようなこともありますよね。今回はこれらの理由についてお伝えしていきましょう。

恋愛について

例えば、人の彼氏が素敵に見えたり人の旦那さんだからカッコよく思ったりするケースは、なぜ、このような心理になるのでしょうか。

魅力を試したくなる

自分なら、あの男性を振り向かせられるのではと、自分の魅力を試したくなることもあります。魅力を試すために、人の彼氏を誘ってみたり既婚男性に相談事を持ちかけたり。これに対して、楽しい時間のように感じるのでしょう。

相手の男性が嬉しそうにしていると、やはり自分は魅力があるんだと思い自信を強く持てるのです。自分の方が、この男性を幸せにできるかもしれない…と、いつの間にか思うようなケースもあるでしょう。実際はどうなのか分からないのですが、想像ばかりが膨らんでこれを楽しむ気持ちになるのです。

切ない気持ちになりたい

切ないと聞くと、辛いだけのように思う人もいますが、恋愛体質の人にとってはこういう感情は自分にとって必要なのです。すぐに手に入るような相手なら、別に切ないと思う必要はないですよね。でもすぐには手に入らない、この間のやりとりでクールな面を見る機会も。

こうなると、とても切なくなり「自分は恋愛をしているんだ」と生き生きしてくるのです。恋愛が自分を一番魅力的にしてくれるものだと思うので、これなら少し難易度の高い恋愛をしてみたい気持ちもあるでしょう。

男性から見る場合

彼氏のいる女性を好きになったり、夫のいる奥さんを素敵だなと思ったりすることが男性にもあります。でも男性の方が現実的な面があるので、ここで夢見がちにはならないのです。論理的にものを考えられるので、このままではダメだと思うのでしょう。

このため、彼氏のいる女性を好きになっても友達でいようと努力をしたり、夫のいる女性に魅力を感じたりしても、少し距離を保つようにするでしょう。でも例えばまだ相手には恋人がいなくて、片思いの状況の時なら「頑張って振り向かせたい」と思うかもしれません。

そして振り向かせることができたのなら、この時点で急に気持ちが冷めてしまう例も男性にはあるのです。振り向かせるまでが楽しくて、恋愛に対しても熱くなれる。でもこれから先には、別に相手に対して興味が持てない、それは恋愛をひとつのゲームのように思っているからでしょう。

仕事に対して

仕事に対しても、手に入らないものに対しては追う気持ちを持つものです。でも手に入ると急に価値を感じなくなるケースもあるでしょう。

ポジションについて

昇格したいと思っている時には、仕事に対して夢中になり時間も惜しんで勉強をする人も。でもいざそのポジションを手に入れると、急にやる気を失ってしまう人もいるのです。あんなに欲しかったポジションなのになぜ?と思うのですが、今までは憧れていたものが、実際に手に入ると、たいしたものではないように思うことも。

人から見ると、贅沢だなと思われるかもしれません。でもポジションが欲しくて頑張っていた自分の方が、ポジションを得た自分よりも好きだと思う気持ちもあるのです。頑張ることを好きだと思うので、これから先に更に上のポジションを狙うようになるケースもあるでしょう。

人の仕事について

上司が自分の同僚に仕事を与えたけれど、本当は自分がしたい仕事だった。このため無理を言って、自分に代わってもらおうとする場合もありますよね。でも実際にこの仕事をしてみると、あまり楽しいものではないと思うパターンも。

せっかく譲ってもらった仕事なので、しっかり頑張らなければいけないのですが、全然やる気が出ないのです。人のものだった時には、うらやましく思えてどうしても欲しいと思っていたのに、実際に自分のものになると、急につまらない気持ちになるのでしょう。

仕事がうまくいってもいかなくてもどちらでもいい…と思うのは、少し責任感が無いですよね。仕事を譲ってくれた人に対しても、とても失礼なので得た仕事に対しては努力をして良い成果を出すようにしたいもの。

転職について

転職をするために面接を受けるまでは、かなり一生懸命で「入社したいな」と思う気持ちが強いケースも。でも実際に面接に受かり、採用に至ると急にモチベーションが下がってしまうのです。あまり魅力のある会社でもないのかも…と思ってしまうから不思議ですよね。

おそらく面接を受ける段階で、憧れや夢を強く持ちすぎていたのでしょう。このため、転職をしてみて急に現実になったので、やる気をなくしてしまうのです。

欲しいものについて

人には、欲しい!と思うものが色々とありますよね。これは人により違いがあるのですが、いくつかの例を見ていても、手に入ると要らなくなるようなケースがあるのです。

ブランド品のバッグや洋服

ブランド品のバッグや洋服を見つけたら欲しくなり、すぐに購入をする人も。もしくはボーナスが入るまでは、我慢をしようと思うケースもあるでしょう。そして実際に購入をして、自分の手元にブランド品のバッグや洋服を得られた時、急に興味を無くしてしまうのはよくある例なのです。

購入をするまでがワクワクして楽しい、でも実際に手に入れてみたら目標のようなものを失い、他のターゲットを探すような人も。この場合は、自宅に使わないバッグや洋服がたくさん増えていくでしょう。ブランド品の買い取り業者にすぐに持っていき、お金に替える人もいるのです。

新しい車

新車ではなくても、中古車でも良いので「この車が欲しい!」と思うような時も。車の雑誌を見たり、ネットでサイトを観たりして自分が乗るところを想像する人も。近くにお店があるのなら、実際に試乗に行く人もいるでしょう。購入をするためには、貯金も必要だし、今の車を買ってまだあまり日が経たない。

こう思い、最初は諦めるのですがやっぱり諦めたくない思いが出てくるので、友達に今の車を買い取ってもらい、欲しいと思っていた車をローンで買う人もいるでしょう。でも実際に家に納車されてきたので一度乗ってみたけれど、なんだか急に熱が冷めてしまう人も。

残されたのはローンだけか…と思うと、急に虚しくなってくるのです。欲しい車を手に入れられた!と喜ぶのはほんの数日。これから後は興味が無くなり、違う車に対して目が行くような人もいますよね。

スマホについて

スマホについても、こういう心境になる人は多いです。何年も同じスマホを使う人もいれば、新しい機種が出たらすぐに欲しい!と思う人も。でも実際に新しい機種を無理して購入するまでは楽しいのですが、手に入った途端に「あまりデザインが良くないなぁ」などのように思うことも。

あんなに魅力的に見えたはずなのに…と自分でも不思議に思うでしょう。手に入らない時には、手に入れるのを夢見るのですが手に入ると急に自分の中の価値が下がるのです。

まとめ

手に入らないと思うものほど、輝いて素敵に見えるもの。でも手に入るとそんなに素敵ではない思う気持ちも。実際には、同じものなのですがなぜこう感じるのでしょうか。こういうタイプの人は、これから先も、同じことを繰り返すでしょう。

もし手に入れられた喜びを感じて、感謝をすることができれば、もっと大切にできるはずです。いつまでも同じ流れでは、虚しさだけが募ってしまいますので、自分のためにもこの状態を変えていきたいですね。